伝統楽器の可能性、計り知れない

中国の民謡を調べてたら、たまたま見つけて、感動したので、思ったことを書き連ねます、お願いします✏

この曲ってなに?
原曲はヴァイオリン協奏曲で、中国の作曲家、当時はまだ上海音楽学院の学生であったHe Zhanhao(何占豪)とChen Gang(陳鋼)が、1958年に作曲した曲です

(Wiki調べ←)



中国の梁山伯と祝英台(りょうざんぱくとしゅくえいだい)という越劇の旋律をもとに作曲しており、中国がふんだんに感じられる曲となっています



のちにピアノ版、各中国の楽器独奏版にもなっているため、とても人気である曲であることがうかがえます✨✨



この映像は二胡での演奏、オーケストラも中国の楽器が中心に構成されています
日本の楽器で同じことできないの?
ピアノがどんどん進化していったように、もしこのような融合をするのならば、楽器が変化しなければいけないんじゃないのではないかというのが個人的な意見です



でも伝統楽器なので変化する必要はないとも思っています




確かに以前、芸高の中国の音楽学校との日中交流演奏会にて、日本の楽器、中国の楽器、西洋楽器とのオーケストラが編成され、中国民謡の茉莉花の主題による曲をやったことがあるので、不可能ではありません




しかし音楽的な問題として、日本の楽器は、音がすぐに減衰してしまいます



ビブラートをきかせたり、弾き方を変えたり、やり方次第ではいろいろあるのでしょうけれど、はたしてそれが日本の音楽なのかと言われると、そうではない気がするのです



ただ日本の楽器で、西洋の曲を弾く



にとどまってしまうのではないでしょうか




その中でも西洋楽器と室内楽がしやすい日本の楽器は、もっぱら管楽器だと思います



尺八みたいな息を使う楽器だったら、音も伸びるので、融合しやすいはずです



実際、諸井誠の尺八と弦楽合奏とピアノの作品や、山下一二三のピアノとバスクラリネットと尺八という編成の楽曲も存在します




中国の二胡のような楽器…日本の弓を使って、弦を擦る伝統楽器は…

この胡弓とよばれるものですが、これを使うとなると、はたしてこの楽器を正しく弾ける人が、この世にどのくらいいるのでしょう?問題にもなってきます



そもそも、この独特な世界に、西洋楽器と交わる隙は、あるのでしょうか?



そして、その必要はあるのでしょうか?



少しずつ考えたいと思います😌



以上、今日の問題提起でした!



また次回🍒

日記 -Nanami-

ピアノ弾き・奥田ななみの日々の記録&学びまとめ。 徒然なるままに更新いたします。 藝高/藝大/エコールノルマル/パリ音 ピアノ/クラシック/ディズニー/映画/海外

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