今敏の映画 4本みてみた 前編
題名の通り、今敏のアニメ映画4本みてみました
多少ネタバレはあると思いますが、なるべくしないように、私の勝手な感想を記録として残したいと思います←
公開順にいきたいと思います。
・PERFECT BLUE(1997年)
これは今監督が初めて監督を務めた作品だそうで、アイドルとマネージャーと病的なアイドルオタクの話です。
観ながら、なんかこの感じ知ってるぞ...と思ったらやはり、解離性同一性障害という言葉がでてきました。
いわゆる多重人格。記憶がないうちに、いろいろやっちゃているというやつです。
たまたま その存在は知っていたので、どういうことかは分かっていたのですが、それでもわけがわからなくなりました。
幻想が実態化するなんてありえない
という言葉が強く印象に残っていますが、主人公のアイドルであるミマが出演するドラマと、現実での出来事、そして誰かの幻想が、まるで実態化しているような描写に、心と頭をもみくちゃにされました。
もう一回みなおしたい作品です。
そしてたまたま、某動画投稿サイトにて、監督自身による解説を見つけました
これをみてさらに、みなおしたいと思います😸
・千年女優(2002)
その愛は狂気にも似ている
まさにそのキャッチコピーがぴったりというような映画で、女優・藤原千代子のインタビューをもとに話が展開していきます。
今監督のオリジナル作品で、ミュージシャン・平沢進との初タッグ作品だそうです。パプリカをはじめにみた私にとっては、独特の音楽が、今作品らしさを倍増させている気がします。
Perfect blue で、現実と幻想の混同が起こっていた名残りで、映画と現実の恋愛の混同..?と思ったりもしました。
映画や女優の世界はおそらく、現実の経験や感情が反映されることも少なくないはずなので、"鍵"が"キー"となって映画に影響を与えているのは確かだと思います。
なんだかすっきりしなかったので、みたあとにググってみたところ、解説がたくさんあって、なるほどーこういうことかーといろいろすっきりしたので
ぜひみたあとに、色々な方の解説を読んでみてください。さらに理解が深まって、映画がおもしろくなると思います。
私は少し寒気さえ感じました。
ではまた後編で!
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